Apple Developer Programの登録が超非効率で超大変だったので記録に残す
Apple Developer Program、登録したら地獄だった
法人名義でApple Developer Programへ登録しようと思ったらこのAI時代に超アナログかつシステムとしてバグだらけすぎてつらかった。
次に続くあなたが少しでもラクできるように記録に残します。わたしの屍を越えてゆけっ!
というわけで、実際の画面キャプチャ付きでハマりがちな落とし穴を解説します。
バイブコーディングでスマホアプリ作ってみたいな〜という方、1日も早く読んでやっておいたほうがいいです!超〜時間かかるから。スマホアプリ作る可能性が少しでもあるならブクマ推奨!
まずはD-U-N-S番号の取得
Apple Developer Programに登録する場合(Google Playも)、D-U-N-S番号というものが必要になります。これをまずはともかく先に申請しよう。
方法は2つ。いずれにしてもわかりづらい。数週間かかる場合もあるらしい。
1. 1.5万円払って東京商工リサーチに依頼する
メリット:日本語。早い(1週間ぐらい)
デメリット:UIがわかりづらすぎる。30日かけてもいいなら無料でも申請できるように見えるけど、進めていくと有料(1.5万円)の選択肢しか出てこない。取得後もAppleに反映されないことがあるらしい。
世界6億件超の企業識別コードD-U-N-S® Number | 東京商工リサーチ
30日(無料)前提でめっちゃいっぱい入力したあとに有料しかないとわかったときのわたしの怒りがこの記事に詰まっております。
2. Dun & Bradstreet(アメリカの会社)から無料で取得する
メリット:無料。取得したらAppleにも反映されやすいらしい。
デメリット:UIがわかりづらすぎる。会社名で検索して出てこなかったら申請できるとあるが、同名の別の会社が出てきたらその時点で申請できないので、本当の社名で申請できなかった。いつ作成されるのかわからない。
https://www.dnb.com/en-us/smb/duns/get-a-duns.html
わたしは急いでなかったし、Apple Developer Programに反映されやすいし無料ならと、Dun & Bradstreetでやることにしました。なのでこの記事ではその方法を解説します。
というか、Dun & Bradstreetで進めたけど結局Apple Developer Programのページに飛ばされてるし、しかも東京商工リサーチさんからメール来たし、ぶっちゃけどういう仕組になってるのかまったくわからない。
💡 事前に知っておくべきこと
・個人のApple IDは本名で登録しておく
1日目:Dun & BradstreetでD-U-N-S番号を取得する
ここから進めていきます。インターナショナルを選んで
Appleを選びます。
するとApple Developer Programのヘルプページに飛ぶ(なぜ?)ので、日本語訳して「組織を調べる」をクリック(つまりApple Developer ProgramからスタートでもOKということかと)
Sign In - Apple developer.apple.com
するとまずアカウント作れと言われます。個人アカウントとは別に法人のアカウントを作ります。
姓名は自分自身についての情報を入れます。英数字のみです。
住所はこれで英語にしましょう。
ここで一度はなぜか「今は新規登録できません」と出たんですが、もう一度最初から入力したら登録できました。これもほんと困ったけど、同じことになってもあきらめないで!まーじーで詰みポイント多すぎる。
Apple Developer ProgramでD-U-N-S番号を検索する
D-U-N-S番号なんて登録したことないんだからいきなり申請させてほしいんですが、勝手に登録されてることもあるらしく、まず検索させられます。
あなたの会社やらあなたの情報を入力します。半角の英数字しか受け付けません。
わたしの会社名は「ディープシー株式会社」なんですが、
え、DeepSea, inc? DeepSea K.K.?
と悩みましたw(決めの問題なのでどっちでもいいです)
自分の情報も入れます。
で、試しにここで社名にDeepSeaと入れたら、別の似たような名前の会社が出てきました。
それはいいんですが、その会社を選択することしかできないんです。
「戻る」をクリックすると先程の入力画面に戻ります。ここで立ち往生。
普通なら「ここにはないので新規申請する」とかが出てこないとおかしい。絶対設計ミスです。
しょうがないので、前に戻って検索に引っかからない適当な社名を入れます。(Dee)とか。
するとようやく申請ができます。しかし社名は修正できないので、間違った社名のまま申請するしかありませんwなんだよそれwww
でもそうするしかないので、間違った社名で申請します。あとで修正するしかないです。なんというムダなフロー…
10分以上経ってからメールが届きました。
2日目:なぜか東京商工リサーチさんから名前が違うとメールをいただく
ドキドキしつつ、まぁ数日かかるだろうと思っていたら、なんと翌日、東京商工リサーチさんからメールをいただきました。
法人の住所から調べた情報と比較して、名前が短すぎるからと確認をいただいたようです。
あれ?無料でやりたかったから東京商工リサーチ使わなかったのに、タダ働きしていただいた…のですよね?
登録後に自分で修正の手続きするつもりだったのに申し訳ないです…🙏
正しい会社名(英語)と、Appleの申請フォーム上で似たような名前の会社が登録されていると新規申請できなかった旨をお伝えしました。なのであなたがこの記事を読む頃には改善されているかもしれません。
いただいたお返事によると、
1.登録更新が数日で完了し、東京商工リサーチからD&B社に回答
2.D&B社よりDUNSナンバーがメールで通知される
3.グローバルのデータ更新(たぶんこれがApple Developer Programに必要)は数週間かかることも
とのことなので、気長に待ちます。
3日目:D&B社から受理した旨?の自動送信メールが届く
翌日、こんなメールがD&B社から自動送信されました(実際は英語です)
試しにApple Developer Programに登録できるかやってみます。
Sign In - Apple developer.apple.com
DUNSナンバーはおそらくメールのDUNSのあとに続く数字かと思われるのでそれを入れてみました。(たぶん合ってた)
が、会社名が見つからないよ〜とエラーに。検索もしてみましたが、まだ登録されてないみたいです。
10日目:ようやくDUNSナンバーを入れてApple Developer Programに登録を申請
D&B社からのメールから1週間後、また入力してみました。
おお、デベロッパー登録できそう!
WEBサイトと電話番号が空欄だったので入力して、仕事用のメアドを登録してコード送信します。
やった!ようやくApple Developer Programに登録を申請できました。あとは待つのみです。(と思ったらここからが長いんですが)
数時間後、個人のAppleアカウントのメールアドレスにメールが届きました。あれ?個人のアカウント紐づけしてなかったつもりなんだけど…たぶんどこかでしたんですね。
つまり、個人のAppleアカウントは本名で登録しておく必要があります。
12日目:個人のAppleアカウントに書類提出依頼のメールが届く
その2日後、個人のAppleアカウントのメールアドレス宛に以下のメールが届きました。以下の書類をアップしろとのこと。
• 政府機関によって発行された有効期限内の申請者の写真付き身分証明書 (表・裏 カラー)
• 申請者の雇用証明書または在籍証明書
• 会社の履歴事項全部証明書 もしくは 登記事項証明書 (カラー)
リンク先は個人のメールアドレスではなく、会社のメールアドレスでログインしましたが、あってたみたい。ここで一度に複数のファイルをアップします。
わたしは以下をアップロードしました。
日本の免許証(裏表)
Claude Coworkに作らせた在籍証明書(日英併記)
日本語の会社の履歴事項全部証明書(カラーPDF)
ファイルひとつずつアップロードして、最後に「続行」を押すと「全部アップロードした?」と確認が出ますので、送信します。
28日目:未送信に気づいて再提出
注意!
数日に渡り会社のアドレスに書類を送れってメールが2回も飛んできて気付いたんですが、どうやら最後まで送信できていなかったようです。以下のような画面が出るか確認してください。ここで1週間ぐらいロスしました。
ちゃんと送信できるとこういう画面になります。
個人Appleアカウントにも2営業日以内に連絡するというメールが届きました。
30日目:個人Appleアカウントに登録リクエスト受理と契約同意・支払いのメールが届く
個人のAppleアカウント宛に、使用許諾契約書に同意しなさいというメールが届いてました(見逃してた)
34日目:会社のAppleアカウントにも契約に同意を促すメールが届く
会社のAppleアカウントのメールにも使用許諾契約書に同意しなさいというメールが。これで気づきました。
34日目:Apple Developer Program使用許諾契約に同意する
当然会社のAppleアカウントで同意するんだろと思って、会社のAppleアカウントで入りました。しかしこれが間違いの元だった。
作業を続けると、見覚えのある画面が…
えーっと…なんかおかしい。絶対に同じことしてる。
もしかして会社のAppleアカウントじゃなくて個人のAppleアカウントからやるのか?と思い、いったんログアウトして個人Appleアカウントで入ってみる。
うわああああああああ同意画面になったじゃないかああああああ
わっかりづらい。ほんとにわかりづらい。なんで法人のApple Developer Programなのに個人のAppleアカウントで契約するんだよ!!!!!!
長かったけど、ようやくお布施を支払うことができました。良い子のみなさんはわたしの失敗をしないでね。最後は個人のAppleアカウントです!!
年額12980円、払います!
はい、超長い道のりでしたが、34日目にしてようやくApple Developer Programに支払いを済ませることができました。
あぁもうこれはぜったいにバグだと思う。わかりづらさMAX。世のアプリ開発者様たちはこんな試練を乗り越えてらっしゃったのですね。それだけで尊敬。
個人Appleアカウントには複数のールが立て続けに届きました。
てゆーか、これぜんぶ個人のAppleアカウントのメールに届いてるんだけど、ちゃんと法人名でアプリ登録できるんだよね…?すごく不安。そのためにわざわざDUNSナンバー取ったんですが…
34日目:個人Appleアカウントを法人アカウントに紐づける同意を行う
スルーしかけたんですが、この「Welcome to App Store Connect.」という件名のメールの「sign in」の部分をクリックすると、同意画面に飛びました。
うちの法人のチームに、わたしが参加する同意のようです。
これでようやく登録できたのかな。お疲れ様でした、自分!
後続のあなたのために注意点をまとめます
前提条件
法人登記が済んでいること(法人アカウントの場合は履歴事項全部証明書が必要)
個人のApple IDが本名で登録されていること(ここ超重要)
STEP 1:D-U-N-S番号の取得
最初からApple Developer Programのページから「組織を調べる」で検索→申請が最短ルート(たぶん)
似た名前の会社がヒットすると新規申請できないバグ(?)がある。その場合は残念ながら短縮した社名で申請して、あとから東京商工リサーチさんが名前の不一致に気づいて連絡をくれる(くれた)
D-U-N-S番号がApple側に反映されるまで1〜2週間かかる。届いてすぐ入力しても「見つからない」と言われるので焦らない
STEP 2:Apple Developer Programへの登録申請
D-U-N-S番号が反映されたら、Apple Developer Programのページで番号を入力して登録申請
仕事用メールアドレスの認証がある
STEP 3:書類提出
個人のAppleアカウント宛にメールが届く
必要書類:写真付き身分証明書(表裏カラー)、在籍証明書、履歴事項全部証明書(カラー)
アップロード後、「送信完了」の画面が出たか必ず確認する。わたしはここで1週間ロスしました
在籍証明書は自分で作ってOK(わたしはClaude Coworkに日英併記で作らせた)
STEP 4:契約同意と支払い(年額12,980円)
⚠️ 個人のAppleアカウントでログインして契約する。法人アカウントではない!!!
法人のApple Developer Programなのに個人アカウントで支払うという、直感に完全に反する仕様
会社のアカウントでログインすると最初からやり直しになるので注意(やらかしました)
STEP 5:法人チームへの紐づけ同意
支払い後に届く「Welcome to App Store Connect.」という件名のメールの「sign in」リンクから、法人チームへの参加同意を行う
これを見逃すと登録が完了しないので、メールは全部ちゃんと開く
所要日数の目安 スムーズにいけば2〜3週間。わたしのようにトラップを全部踏むと34日かかりました。D-U-N-S番号の反映待ちが一番長いので、とにかく早めに申請だけしておくのが吉。
結論
法人名義でApple Developer Programに登録するのに34日かかりました。費用は年額12,980円。D-U-N-S番号は無料で取得。
正直、2026年にもなってこのUXはどうなの…という気持ちでいっぱいですが、通れば勝ち。これからアプリを出していきます💪
この記事があなたの時間を少しでも節約できたらうれしいです。もし同じところで詰まったら「わたしだけじゃなかった」と思ってください笑
こちらのnote記事が元になっています。















































